「面接対策ってどうすればいい?何をみられてる?どうやって突破すればいいの?」
今日はこんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
⚫︎エントリーする企業の選び方が分かる
⚫︎面接の質を上げる方法が分かる
⚫︎面接を無双する方法が分かる
ズバリ、面接は「たくさん受けて、面接ごとに自分をアップデートし続ける」ことができれば確実に突破できます。
そのプロセスを効率よく進める方法を本記事で解説していきます。
目次
1.面接突破のカギは「量をこなし、質を高めること」
当ブログでは「企業はどのような人材が欲しいか?」について再現性がある人材と答えています。
本記事で解説する「量をこなし、質を上げる」アプローチは、実社会で非常に必要なスキル・マインドです。
面接対策としてはもちろん、少しでも早くビジネスで貢献できる人材になるためにも必須スキルとしてマスターしておきましょう。
2. 戦略的エントリーで量を担保する
量質転化という言葉があるように、まずは量をこなさなければ質は上がってきません。就活という限られたスケジュールの中で、いかにして量を最大化するかについて考えていきましょう。
▼2.1 志望度の高い企業群
「なんとしても、この会社に入りたい!」
そう思えば思うほど、緊張感が増しますよね?
だからこそ、第一志望の企業面接までに少しでも自分に自信が持てる状態になっておきたいです。
まずはご自身の軸と合致する「志望度の高い企業」を数社ピックアップしましょう。
数社ピックアップしたら、その次に志望度の高い企業群の中での優先順位を決めましょう。つまり、「この中でもより行きたい企業はどこか?」を決めておきます。
ここでピックアップした企業からの内定獲得に向けて、就活を進めていくことになります。
▼2.2 面接対策としての企業群
「面接で、緊張せずにきちんと話せるかな?」
きっとそんな不安を抱くハズです。ただ、その不安や悩みは多くの場合「入念な準備」で解決できます。
(1)業界分析をする
(2)企業分析をする
(3)自己分析をする
(4)自分の言葉で語れるようにする
(5)面接の模擬練習をする
(6)面接をたくさん受ける
ただし、上記のステップの中で(6)だけは本番をこなさなければ経験値をあげられません。
(1)〜(5)の準備をきちんとした上で、面接対策としての企業から順に受けていくようにしましょう。
「そんなことして、企業に失礼じゃないかな?」
このような思いを抱く学生もいると思います。しかし、採用シーンでは「企業が学生を評価する」ように「学生にも企業を評価する権利」があります。
就活の構造上、どうしても企業と学生では主従関係が生まれてしまいますが、きちんと目的意識を持った企業エントリーを行いましょう。
3.PDCAサイクルで質を向上する
PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字をとったアクションやプロダクトの質を向上するためのフレームワークです。
年々、時代の変化が早くなるため「PDCAでは遅い!」など言われています。しかし、就活の場面では十分に有効な手法ですので、1つずつ丁寧にこのサイクルを回していきましょう。
▼3.1 【P:計画】チェック項目ごとに振り返る
まずは 【P:計画】です。目的は【D:実行】の質・クオリティをいかに向上させるか?です。
3つのフェーズに分けて、それぞれ考えていきましょう。
(1)概要フェーズ
(2)振り返りフェーズ
(3)改善フェーズ
(1)概要フェーズ
ここでは、【面接日・企業名】を記しておきましょう。志望度の高い企業群の選考に向けて質を向上していかなければなりませんから、面接日・期日を意識しながらスケジュールの進捗を確かめるようにしてください。
(2)振り返りフェーズ
ここでは、【質問・回答】をそれぞれメモしておきましょう。
次の改善フェーズへと繋がる大切なメモです。「実際にどのような質問をされ、どう答えたか?」面接後の帰り道にスマホでメモを残すなどして、記憶の鮮度がいいうちに振り返りを行ってください。
(3)回答フェーズ
ここが最も大切なポイントです。【質問の意図・回答の評価・ベストアンサー】この3つを考え抜きます。
自宅など、まとまった時間を確保してじっくり向き合いましょう。
「質問の意図を考え、意図通りまたは期待を超えるような回答ができたか?できなければどのような回答がベストだったか?」
このプロセスを踏むかどうかが、面接の質の向上を大きく左右します。
▼3.2 【D:行動】面接
面接で重要な要素は以下の3つです。
(1)ガクチカ
(2)志望動機
(3)その他の質問回答
実はこれ、(1)と(2)は事前の準備力で解決できます。
ただし、(3)だけはどんな質問をされるか予測ができないため、面接ごとにアップデートした者勝ちの最も差別化を測りやすいポイントなのです。
面接がスムーズに行えることによって「頭の回転が早い」「コミュニケーション力が高い」などの印象を面接官に与えることができます。実際は入念な事前準備の賜物なわけですが、それにより良い評価をもらいやすくなります。
▼3.3 【C:評価】面接の出来を振り返る
ここからは、先述した【P:計画】(2)振り返りフェーズに戻ります。面接での【質問・回答】をメモに残しましょう。
▼3.4 【A:改善】ベストアンサーを作る
【P:計画】(3)改善フェーズに戻ります。【質問の意図・回答の評価・ベストアンサー】を考え抜きます。
このフェーズで重要なスタンスは、あくまでも企業目線で考えることです。「この質問をすることで、ビジネスシーンでのどのような素養を見抜きたかったのか?」を想像しましょう。
採用は企業に貢献してくれる人材探しです。
自身の回答内容を、面接意図に沿った内容に改善する。これを1つずつ丁寧に行っていきましょう。
ということで、「戦略的エントリーによって量をこなし、PDCAサイクルを回すことで質を高める」ことで面接突破・内定獲得をめざしましょう。