こちらは転職活動における情報収集法として以前に書いた記事、【初心者】転職活動をスタートするときに読む本まとめ【5選】の続き記事です。
まだ読まれていない方は、そちらの記事も併せてお読みください。
私自身、現職と並行して次のキャリアを探す。という作業を行っていました。そのため、情報収集や求人サイトへの応募などを行う時間の捻出にとても苦労しました。当然、現職でのパフォーマンスを下げるワケにはいかないので活用すべきは「スキマ時間」です。
特にはじめて転職活動を行う場合は転職そのもののイメージが湧きません。よって、情報収集に最も時間を割くことが大切です。
今回は、日々いそがしく働く人でも、スキマ時間を使って効率的に情報収集を行う方法をご紹介します。
目次
1.そもそも転職ってどんな流れ? 
私の場合、転職活動は約3〜4ヶ月でした。一般的にも、3〜6ヶ月が平均とのことです。
転職活動の主な流れは以下の通りです。
(1)転職に関する情報収集
(2)転職サイト・エージェントへの登録
(3)応募書類の作成
(4)求人への応募
(5)書類選考・面接
(6)内定
(7)退職手続き
この転職活動フローにおける(1)で徹底的な情報収集をスキマ時間で効率よく行うことを工夫しました。
2.スキマ時間に「ラジオ感覚で」情報収集
結論、通勤時間や家でのスキマ時間にYouTubeの聞き流しをしていました。運転中も家事炊事をしてる時も「耳」は空いています。
私の場合はAirpodsを片耳つけて、料理をしたり洗濯物を干したりするなどしてスキマ時間をとにかくムダにしない努力をしました。
「でも、そんな聞き流しでタメになるの?」と思う人もいるでしょう。
余裕でタメになります。
当然、ラジオとして聞くとメモなどは取れません。また耳から入る情報なので記憶に定着するか不安ですよね?
しかし、何度もリピートして聞いていると「あれ?ここ他の人も大切って言ってたな…」という共通項が見つかるんですよね。そんな共通項が見つかればコッチのものです。
あとは、そのキーワードを基にネットで検索したり、書籍で拾い読みしていけば大事なキーワードが自分の中に定着していきます。このキーワードをゲットするだけでも圧倒的に情報収集の効率化が図れますので、その後の準備がラクになります。
私はいつもブログやSNSで「量質転化の法則」を提唱していますが、量をこなすと点と点が繋がってきます。「これは…そういうことだったのか!」といつか繋がるので、騙されたと思ってスキマ時間に「耳で」情報収集してみてください。
ただし、闇雲に動画を漁っていては本末転倒です。そこで、私が初期の情報収集ツールとして活用した動画再生リストがありますので、それをご紹介します。
3.オススメ転職Youtube動画3選
①人生百年時代の転職・キャリアch
転職に特化してたくさん動画をアップしているため、全てを見る必要性はないと思います。
オススメの活用法としては「転職活動の全体像を掴む」ためだけに集中して、動画を数本観るのが最も効率的です。
実際に私が聴いていた再生リストのページへ、下記から飛べるようになっています。この再生リストには30本ほど動画がありますので、【スケジュール感/企業選び/面接対策】このあたりについてイメージを掴んでみるといいでしょう。
※再生リストURLです
②Utsuさん
このチャンネルは、「本質的な問い」を得られる動画が多くあり、オススメです。
Utsuさんは「人生の目的論」といった著書も出していて、「転職することが目的化してしまっている」人にとっては「その転職、何のためにするんだっけ?」と気づきを与えてくれるような動画が多く、参考になるハズです。
表現がストレートなため辛口な発言が苦手な人には観るのが辛いかもしれませんが、その分真っ直ぐで正直な言葉で語ってくれているので動画自体はすごく分かりやすいです。
私自身も、前職がイヤになって転職したワケではなかったため「何のために転職をするのか?」という目的と向き合うキッカケを与えてもらえました。
※再生リストURLです
③【転職】サラタメのホワイト転職
私が転職活動をしている頃はまだ動画本数が少なかったのですが、今であれば非常に参考になると思います。
もともとサラタメさんは、本の要約を専門で発信しているYouTuberさんのため動画自体はとても分かりやすいです。YouTuberは【動画タイトルの割りに内容が薄い】ということがありがちですが、トップYouTuberだけあって本質的で非常に勉強になると思います。
転職活動後に当チャンネルをチェックしてみたので、”勉強になる”といった表現をさせてもらっています。
※再生リストURLです
4.動画より本を買って読む方が効率的な理由
ということで、実際に私自身がスキマ時間を使って情報収集をする際に聞いていたYouTube動画をいくつか紹介させていただきました。
ただし、やはり本質的な内容は書籍化された情報から得るべきです。その理由は以下の3つです。
①書籍出版までに校閲が入る
②トレンド<本質論が書いてある
③本を読むだけでライバルが減る
本を出版するまでには、著者以外にたくさんの第三者チェックが入ります。「自分で動画を撮ってYouTubeにアップする」といった作業にはない、この「第三者チェック」が主観と客観のバランスを保ってくれます。
それにより、より本質的な情報に辿り着くことができます。「そもそも何で転職するんだっけ?本当にする必要あるんだっけ?企業はどんな人材を求めてるんだっけ?」そんな風に目的に立ち返ることができます。
そして、誰でも簡単にアクセスできるネット情報は「よく再生されてる=みんな知ってる」ということを覚えておくべきです。
本屋に足を運ぶ回数と、Google検索をする回数。どちらが多いかは一目瞭然です。他者と差別化するためには「他人と違うことをする」必要があります。特に「現代人は本を読まない」と言われます。本を読み、実践するだけで簡単にライバルが減っていくのです。
ネットの情報収集は、トレンドをキャッチしたりニッチな業界の専門情報を得るために使うのが賢明です(ブライダル業界に特化した当サイトのように)。
これらの理由が「 ネット情報 < 書籍の情報 」をオススメする理由です。
スキマ時間をムダにすることなく、そして情報収集の手段を上手に使い分けることで、理想のキャリアに近づいていきましょう!
本日もご覧いただきありがとうございました!