6年で約300組の結婚式を見届けてきた元ウェディングプランナーの鶴﨑洋介です。
「ドレス見学っていつ頃から行くの?」
「見学は誰と行く?どれくらいのペース?」
「ドレスに関する知識がないけど大丈夫?」
結婚式=ウェディングドレス
そう言っても過言ではないほど多くの花嫁さんが憧れるウェディングドレス。
だからこそ誰もが「失敗したくない」
そう思いますよね?
それと同時に、「中途半端には選べない…」とドレス選びに慎重になる花嫁さんもいらっしゃいます。
当記事を読むと
・いつからドレス選びをスタートすればいいか分かる
・いつまでにドレスを決定すればいいか分かる
・衣装に関する知識が網羅的に分かる
このような状態になっていただけるハズです。
当記事を今後の衣装選びの参考にしていただけると嬉しいです。
目次
1.衣装選びのスケジュール
衣装見学のスタート時期や見学の頻度など、お客様からよくいただく質問をQ&A形式でまとめました。
Q.衣装はいつまでに決定?
A.結婚式(前撮り)の1カ月前までには決めましょう
衣装が決定したのちに、小物合わせ(ヘアパーツ等)やリハメイク・ブーケ等を決定していくためにも結婚式や前撮りの1カ月前までには衣装を決定しておく必要があります。
Q.衣装見学はいつ頃からスタートするもの?
A.式場決定時期によって多少個人差はありますが、基本的には式場を決めたらすぐにスタートしましょう。
その理由は次のQ&Aでご説明します。
Q.衣装見学の所要時間は?頻度は?
A.所要時間は1時間半~2時間で、一度に試着するドレスの点数は3~4着です。
※結婚式の準備期間が半年以上~を想定して答えています。
その中から第一希望のドレスを仮押さえしていくイメージです。
「見て気になるドレス」と「着て似合うドレス」は必ずしも一致しないこともありますので、早めに衣装見学の予約を取って、実際に試着を行ってみましょう。
※上記は、僕の妻の体験談です
※初回の見学時には新郎は試着しない場合もあります
2.衣装(ドレス)のシルエット
ドレスには様々なシルエットがあります。
シルエットの名前は覚えなくても大丈夫ですが、知っていればスタイリストへオーダーしやすくなります。
ここでは簡単に、それぞれの特徴をまとめます。
〈 Aラインの特徴まとめ 〉
・ウエストよりやや上の位置で切り替えが入る
・裾に向けて徐々に広がるシルエット
・縦のラインが強調される
・背を高く大家にをほっそりと見せることができるといわれている
〈 プリンセスラインの特徴まとめ 〉
・正統派のシルエット
・ウエスト部分で切り替えが入りスカートの部分が大きく膨らむシルエット
〈 マーメイドラインの特徴まとめ 〉
・膝下の広がりが人魚の尾ひれのような形のためマーメイドラインという名前がついたとされる
・そのシルエットによりゴージャスさ、大人っぽい印象を演出できる
〈 スレンダーラインの特徴まとめ 〉
・全体的にボディラインに沿った細身のシルエット
〈 エンパイアラインの特徴まとめ 〉
・胸下高めの位置に切り替えが入った直線的なライン
簡単にドレスシルエットをまとめました。
ただ、前述した通り「似合うドレスは着てみないと分からない」ものです。
いくつか気になるドレスデザインを選んでみて、まずはドレス試着へとうつってみましょう!
3.衣装(ドレス)選びのポイント
最後にドレス選びのポイントを4つご紹介します。
・ステップ1
〈気になるドレスイメージを探す〉
・ステップ2
〈試着して「似合うドレス」を見つける〉
・ステップ3
〈バランス良く全身写真を撮っておく〉
※全身・上半身・前方・後方・寄り・引き
・ステップ4
〈ドレススタイリストを上手に頼る〉
ステップ1:気になるドレスイメージを探す
とにかく量をたくさん集めましょう。
・Pinterest(ピンタレスト)
海外ウェディングのテイストがお好きな方は英語検索をしましょう。
・インスタグラム
♯ドレスレポ などで検索するとプレ花嫁・卒花嫁さんの写真とともに口コミをチェックできます。
ステップ2:試着して「似合うドレス」を見つける
【ステップ1:探す】で見つけたドレスが万が一「似合わない…」となった場合、気落ちするとは思います。
でも、「自分に似合うドレス」と出会えることの方が価値があります。
結婚式当日、親御さんやご友人の前でリラックスして過ごすためにも「似合うドレス」を探してみてくださいね。
ステップ3:バランス良く全身写真を撮っておく
結婚式当日はたくさんの出席ゲストに囲まれて、さまざまな角度からドレス姿を見てもらうことになります。
第三者の視点を確認するためにも、ご自身の姿を写真を残しておきましょう。
ステップ4:ドレススタイリストを上手に頼る
最後は衣装が決定するまでの心構えです。
きっと、ウェディングドレスに対する想いが大きくなったりイメージが膨らんでいくと、こだわりが強くなっていきます。
その時に「イメージ通り」ドレス選びが進めばいいですが、必ずしもそうなるとは限りません。
そうなった際に1人で全てを抱え込んでしまうと、とても辛い思いをしてしまいます。
【言うは易し 行うは難し(かたし)】ですが、ドレススタイリストやお母様、卒花嫁さんなどさまざまな視点からアドバイスをもらいながら、ゆっくり着実にドレス選びを進めていってください。
個人的には、妻が悩みながらドレスを選ぶ過程も、妻がドレスを着ている姿も、どれも素敵だったし楽しかったです。
悩みは尽きず、大変とは思いますが、楽しく充実したドレス選びの時間にしてください。
当記事が新郎新婦さんにとって参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!