「結婚式の準備は “大変” ってよく聞く…」
「式場の契約後、何の準備もしてなくて不安…」
「共働きだからスムーズに準備したい」
本記事では、結婚式準備の山場と言われる招待状の準備フローを3ステップで解説します。
本記事の内容
・招待状の準備は3ステップに分けられる
・ステップ1:全体スケジュールの把握
・ステップ2:招待状が手元に届くまでにすること
・ステップ3:招待状を発送するためにすること
筆者プロフィール
本記事を参考にして「招待状の準備ってなにからすればいいの?」という漠然とした不安から開放されてください。そして「結婚式準備の最初の山場」といわれる招待状準備をスムーズにおこなっていきましょう!
目次
招待状の準備は3ステップに分けられる
以下のような3ステップで準備フローを考えていきます。
ステップ1:招待状準備の全体スケジュールの把握
招待状準備を「いつ頃スタートし、いつまでに完了させれば良いか」
これを把握するだけでも不安は減ります。
ステップ2:招待状を注文して届くまで
「招待状を注文するまで」も「招待状が届いてから」も、それぞれやるべきことがあるので時系列に沿って解説します。
ステップ1〜2を把握することで「ということは、1ヶ月後までに◯◯を準備しておけばいいんだな」とご自身で判断できるようになります。
ステップ3:招待状を発送するまで
実際に招待状を発送するときの手順を4つのステップにして解説していきます。
以上のステップ1〜3に沿って準備を進めていくことで”結婚式準備の山場”と呼ばれる招待状の準備を無事に完了することができます。
ステップ1:全体スケジュールの把握
まずはスケジュール=準備物の期日を把握していきます。
その期日とは「招待状を発送する日」です。
▼招待状の発送日と返信日
結論からお伝えすると招待状の発送日と返信日は以下の通りです。
〈発送日〉
結婚式の約2ヶ月〜2ヶ月半前(大安)
〈返信日〉
結婚式の約45日前後(大安)
招待状の発送日と返信日は、お日柄の良い大安に設定していきます。
※期日の設定日は式場によって変わる場合があります
例)2020年9月26日(土)婚礼の場合
〈発送日〉
7月15日(大安)や7月9日(大安)
〈返信日〉
8月13日(大安)や8月7日(大安)
※Googleで【六輝表 2020】と検索してご自身の発送日や返信日を確認してみてください
▼発送日までにすべきタスク
上記の9月26日を婚礼日とした場合、発送日の7月15日または7月9日までに以下のタスクを行っていくイメージです。
このように列挙すると「大変そうだな…」と思いますよね?
1つずつ、丁寧にご説明していくのでどうかお付き合いください。
その上で、まずはざっくりと
・結婚式の4ヶ月前に招待状を注文し
・結婚式の2ヶ月前に招待状を発送する
上記のように全体スケジュールを把握していきましょう!
そして実際に招待状を注文したり発送するときにまたこのページに戻ってきてください!
それでは次に、注文〜納品までにすべきタスクについて具体的に解説をしていきます。
ステップ2:招待状が手元に届くまでにすること
先述した【注文〜チェック〜納品〜発送】をそれぞれ解説していきます。
▼招待状を注文するまでにすること
・ゲストのリストアップ
まずは結婚式に「誰を招待するか」をリストアップします。
その際に漏れなくリストアップすべき項目が4つあります。
リストアップをこれから行う方はこちらの記事をご覧ください。
リストアップは、結婚式の4ヶ月半前までには終えておきましょう
・招待状デザインの決定
招待状のデザインを決定していきます。
悩みやすい方はご自身の性格を逆算してスケジュールを組み立てていくことが大切です。
・差出人の決定
差出人とは「荷物や手紙を送った人」のことです。
結婚式を行うのは新郎新婦であるため、一般的に考えて「招待状の差出人は新郎新婦」であると思いますよね?
しかし結婚式は「新郎家と新婦家の結びつき」という意味合いから、昔は両家両親を差出人とすることが一般的でした。
よって差出人は、以下の3つの選択肢があります。
- 新郎新婦
- 両家親(代表者名)
- 連名(新郎新婦+親代表者名)
※現在は、新郎新婦を差出人とするケースが多いです
これらの選択肢に「正解・不正解」はありません。
ただし、必ず両家の親御様へ確認を取った上で差出人の決定をしましょう。
事後報告で、万が一「差出人は両家親で」と言われてしまったら招待状を二重で印刷する羽目になりかねませんので•••。
・印刷部数の決定
・リストアップした招待ゲスト人数
・予備の封筒を3〜5部(一人当たり)
最終的な部数を注文します。
予備の封筒は、宛名書きをプロに依頼する(筆耕)場合は不要です。
封筒のみ追加注文するため金額は一部100円前後が相場です。
・招待状を注文する
招待状は契約した式場に依頼する場合とご自身で手作り・外注先を探す場合の2つがあります。
契約した式場の場合は担当プランナーの指示に沿って注文書の記入・入力を行なっていきます。
外注される場合は、これらの全フローをご自身で行なっていきます。
▼招待状の校正チェックですること
招待状を印刷する前の「校正をチェックする」段階です。
・初校正が届く
初校正は注文して5〜7日ほどで届きます。
式場手配の場合は【メーカー→プランナー→新郎新婦】の順で届きますが、外注する場合は【外注先→新郎新婦】へ直接、初校正が届きます。
必ずプロの目でもダブルチェックをしてもらましょう。
印刷する前には絶対に担当者に確認をしてもらいましょう。
・校正チェック
ご自身が注文した内容と相違がないか確認しましょう。
自分の名前や郵便番号、住所も丁寧に確認してください。
・変更や修正
文面に誤りがない場合は、印刷部数など流動的な箇所の変更が多いです。
招待状を刷る前に、二度手間にならないよう最終の部数チェックを行なってください。
・校了
式場手配の場合はプランナーへ伝えます。
ご自身で手配刷る場合はプランナーからOKが出たら、外注先へ校了の連絡を入れます。
▼招待状が納品になったらすること
・納品物チェック(デザインや部数など)
実際に招待状が納品になったら
・注文したデザインであるか
・封筒、返信ハガキ、案内状、付箋紙、シールなどの枚数は足りているか
これらを必ずチェックするようにしてください。
ステップ3:招待状を発送するためにすること
いよいよ招待状準備のラスト、3ステップ目です。
招待状を発送する手順は以下の通りです。
- 返信ハガキに切手を貼る
- 封筒に宛名書きをする
- 必要な用紙を封筒に入れる
- 封筒に切手を貼り郵送する
この手順を簡単にまとめた別記事をご用意しました。
【招待状が届いたら】発送するための手順は4ステップ!【簡単解説】
10分以内で読める内容なので、実際に招待状を発送するタイミングで記事をご覧ください。
お仕事がいそがしい方や招待ゲストが60〜100名以上の方は、封筒への宛名書きに時間をとられますので招待状を発送する準備には1ヶ月前後の余裕をとっておきましょう!
結婚式準備の不安は、全体スケジュール〜具体的な準備フローを体系立てて把握していけば絶対に解消することができます!
結婚式の準備を進める新郎新婦さんにとって当記事が少しでも参考になれば幸いです!